能登漫遊記 その6 勝利者よ!!
旅の始まりは もう思い出せない 気付いたら放置してた
季節が破けて 未発表記事痕 記憶が迷子になる
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宿へ
灯台見物を終え、再び宿へ引き返す。バトンタッチしS氏が運転。またもや緊張感漂う狭いワインディングロードを行く。僕は電池が切れ後部座席でしばし仮眠。30分程で宿に到着。
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夕方5時頃チェックイン
チェックインを済まし、取りあえず荷物を置きに部屋に行く。愛想が無いのは気のせいか?恐ろしいことにトイレ・風呂・洗面所が部屋にないことが判明。おまけに冷蔵庫までもない(;д;)。いつの時代の三種の神器がないんだ?てことは、今回の旅の目的である酒盛りに大きな障害が横たわったことに。疲労に追い打ち。ついでにコンセントの数も少なし。国民宿舎クォリティ恐るべし。ホームページのあれはやり過ぎだ。どうJARO?
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珠洲買い出し紀行
冷蔵庫はなくとも、宴に向けて買い出しに行く。近くの個人商店に行って見るも中々に壊滅的品揃え。呆れてたら両氏にご立腹と思われた模様、申し訳なし、単に疲労で表情が無くなっていただけなのだが。行きしなに見つけたコンビニまで足を伸ばす。ビール、おつまみ、アメニティグッズ等購入し引き返す。
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5時45分頃 宿、再び
部屋でぐったり。一日が長い。軽装に着替え横になってへばる。窓から見える軍艦島にも大して興味も沸かず。てか蜘蛛が窓辺に繁殖してて精神衛生上へたに窓も開けられない。一番体力ありと豪語するだけあって思いの外元気なS氏、一人一足早く温泉へ。
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6時半頃 夕飯
食堂でホルスタイン発見。乳牛の産地とは露とも知らず……歩く度に地震。なんじゃそりゃ?水が美味しくてびっくり。ついでに郷土名物の豆腐もなかなか美味!量のせいか、疲労のためかいまいち箸が進まず。
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ぐだぐだ
部屋に戻りだらだら、心だらだら、身体だらだら、天国が好き。既に布団の用意は完了。デジカメと携帯を充電しつつテレビなど見る。選挙報道で幸福実現党だけ割愛されていたが、結果は見えてるにしても公平性の面からしていいのだろうか?てか往路で思ったが田舎は選挙区広すぎで、政治家も大変だ。案の定布団海水浴すうちにまたもや30分余り寝入る。目覚めるとご両人とも風呂に行く御様子。当初、眠気に任せ後からと思っていたが、協調性を思い立って後を追いかける。
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温泉入浴
いつも思うが、何故みんな局部を全開なのだろう?同性の物なんて見たくないしお互い自慢するほどの物でも?まぁ眼鏡を外したら自動的にモザイクは入るのだが。同時に顔の判別もつかなくなるので、声をかけるにも勇気百倍、アウラでなんとか見分けてみる。露天風呂の目の前には日本海と軍艦島があるようだが、夜のとばりもありほとんど僕には見えず、微かに手前の小径を人が行き交う気配があり羞恥を感じるのみ。
温泉そのものはいい塩梅で熱すぎず効能も定かならず、疲れが抜ける。サウナに先客がいると何故かその客よりは後に出たくなるのは何故だろう?暫しサウナで汗を流す。ついでに心の闇も流れでてくれればいいのだが・・・
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酒盛り
本格的に宴開始。メインはT氏持ち込みの韓国土産の壺酒と、S氏が買ってきてくれた余り噂を耳にしたことがない山口ワイン、先ほど買い込んだビール。あぁ、僕だけ何も用意してきてないじゃないか、ごめんなさい(ノ∀`) アチャー お約束でビールから飲み始め、ワインから韓国酒へのコンボ。思いの外というか案の定というかワインは軽く甘く葡萄ジュースみたいであった。甘口だけに冷蔵庫で冷やせないのはやはり致命的。出雲で試飲した無料ワインに味が近い。せっかくなので飲めないと分かりつつ韓国酒を一杯頂く。口当たりも良く美味。記憶を捨て明日運転しなくてもいいのならもっと行くのだが(汗)なかなかにいいお酒であった、素敵なT氏のいい人に感謝。
毎度毎度の馬鹿話に花を咲かせつつ胸一杯の非日常にアタラクシアを感じる。I君が所用で参加できなかったのが残念だ。部屋の外からは未だどこぞのおっさんが気持ちよさ気に歌っているカラオケが大きく漏れ聞こえてくる。曲は谷村新司「サライ」のようだが感動?のゴールには一日早い。てか、さっきから谷村新司ばっかだ。そこまで谷村新司が好きならいっそヒゲの「AURA」を歌っていただきたい。
一本余ったぬるいビールを飲み干すと僕が飲める物はなくなったので廊下の自販機にチューハイを買いに行く。別にビールでも良かったのだが、1/6の夢旅人に敬を評してチュー・ハイムにしたのだった。
再び飲んでると順に恐怖の御指名がかかりだす。まずS氏が呼び出され危なげなく帰投した後、今度はそれまでちまちま手紙をやり取りしてたT氏が臭い芝居を打って部屋を出て行った。ラジー賞ものの大根役者っぷりである。ハリウッダーでも目指しているのか?しかし、T氏は待てども中々帰ってこない。仕方なくS氏と二人でだべっていたら突然S氏がそれまでの文脈と全く関係のない台詞を口にする。話がかみ合わないのでなんのことか分からず問い返すと、どうやら寝言だったようで、夢の中での会話を僕にふっていたことが分かり益々びっくり!!「去年の仕事量とかどうだった?」云々とかふられても知らんがなΣ(゚д゚;)つい数十秒前まで普通に会話してたのだが(笑) 体力自慢なれどやはりお疲れの様子。オオイ キミイィ しっかりしてくれたまえよ!
このままじゃダメだダメだと言うことで、窓際の椅子に座り直し帰らぬT氏を待つ。てか、やはり僕だけ呼び出しはかからない( ゚д゚)ポカーン T氏があまりにも帰ってこないので、待ち受けをいい人にしているぐらいだから、きっと二人でイチャイチャと「キャッキャウフフ」なピンクな電話をしているに違いない、と本人がいないところでからかったりしながら、韓国酒の壺がマクベの壺(良い酒だった)みたいだなぁ、などとまた馬鹿話。
ところが、S氏がトイレ(部屋の外の廊下にある)がてら偵察から帰ってくると、事態は180度予想と異なり、厳しい戦いを強いられていることが判明。どうやら、そもそも勝利も終着点もない孤独な戦いをT氏は長く強いられている模様。持久戦にして気が付けば地雷原真っ只中な神経戦、飛びつきたい正解はデコイな展開(;;;´Д`) 案の定それから暫く立っても哀戦士は帰らず、僕らも数度哨戒行動に出る。なにも飛び立つ前日に遠く離れた旅先でそんなドラマティックな展開を踏まなくてもなぁ…。笑い話ではないのだが、人ごと故に情報を総合すると中々笑えてしまう。丁度その時PSPから流れてた「Stand Up To The Victory」の歌詞と重なる部分があって、味わいも深まる。夜の部のテーマソングは満場一致(2票だが)で決定である。
終わりのないディフェンスでもいいよ 君が僕を見つめ続けてくれるなら
STAND UP TO THE VICTORY
いくつもの朝をむかえ いつかきっと つかんでみせる
STAND UP TO THE VICTORY
その向こう側に 何もなくても かまわないから
とまぁ、謀ったかのような歌詞が流れた訳だが、いやいや、終わりのないディフェンスもなにも、ビームシールドは完全に突破されてるし、ほんま朝になりそうな勢いですが…( ̄Д ̄;;
君の優しい笑顔は抱けるかもしれないが、その攻防の果てに勝利がないのは確かだ…
残念ながら送れる兵站は僕らにはなさそうだ。
てか、まじ帰ってこないなぁ…孤独な防戦と見せかけて、実はT氏の特殊な趣味なのか?
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帰還
その後暫くしてT氏帰還。どうやってメビウスの環を越えてきたのかは定かではないが、すっかり酔いも醒め疲労困憊な様子。少し老けたか?渋みがましてマジカッケー!!と子猫ちゃん達を堕としそうな風体。暖かく迎えつつ約一名やけ酒気味に暫し飲み直し、就寝。
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最終日(早足)
起床→温泉→朝食→出発→恋路海岸。
男三人で恋路海岸なんて他の観光客から後ろ指を指されないだろうか?以後、知らないうちに奇面組と呼ばれたりしたら…といった危惧に対し、「さあ共に行かんタブーを超越した倫理の彼岸へ、僕らの好きな怪獣はソドムとゴモラだ~!!」という意気込みも、二人が田舎のヤンキーに因縁をつけられたら「ナ、ナ○くんは言葉がしゃべれないの」の一点張りでやり過ごそうという心構えの用意も、他に観光客の姿は無かったためそれらは杞憂に終わった。しかし、各地に見られるこの手の悪趣味なモニュメントは何なんだろう?実際に鐘を鳴らす二人はいるのだろうか?→千里浜渚ドライブウェイ、再び→西田幾多郎記念館
B’Z稲葉氏発見。白い柔肌が眩しい。「善の研究」も読んでない元哲学の徒を語るもぐりが二人。思いの外立派な建物。西田までともなると郷土のヒーローなのか?安藤忠雄デザイン。VRゴーグルかぶったりして満喫。T氏研究室へのお土産に暖簾をお買い上げ。そして性根の悪そうな人と因縁の再会。扱いがでかすぎないか?
→金沢市、昼食→室生犀星記念館→帰路、北陸道→鯖江SA、痛車発見
どんなキモオタが乗ってるのかと思いきや、メタボなおっさんと妻&ローティーンの家族。しかも航行速度は馬鹿でした。学校で虐められないのか心配だ。てかインセストタブー的な心配も?→名神渋滞→箕面、夕食。T氏の分だけ放置プレイ→吹田、S氏別れ奉仕作業開始→阪神高速、危うく奈良市方面に行きかける→西名阪→高田市駅T氏別れ→選挙特番聞きつつ一人暗夜行路→路肩に凄惨な狸の死骸→午後11時半頃帰宅→翌日、洗車し千里浜の泥と潮を洗い流して旅行終了。
またどっか行こう。
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