参道を進み本殿近くまで到達。
と言っても「平成の大遷宮」中のため、見えたのは(仮)の御本殿。
後方にチョバムアーマーの如く素屋根で守られた本来の御本殿が覗く。
八雲山に抱かれた大社造りを見てみたい気もする。
「大社造り」と言えば日本最古の神社建築様式で、僕は「○×最古」といった文句に弱いのだ。
申し込めば、檜皮の解体が行われる前の御本殿大屋根を間近で拝観出来るようだが、高温の素屋根内を30~40分と言われるとそこまでのモチベーションはない。
それにTシャツにデニムという僕の服装は残念ながらドレスコードに抵触するようだ。
参拝前に銅鳥居周辺に並ぶ、干支?の銅像や大量の括り付けられた御神籤、掛けられた絵馬を観察する。

誰が置いたのか、人参が馬の口元の近くに置かれていたのが笑える。
馬だから人参というわけではないようで、隣の 牛の銅像や前出の因幡の素兎の像の近くにも何故か人参が置かれていた。
しかし、写真からも分かるように、このお馬さんは重度のメタボなようで、自重を支えきれず腹の下に支えを必要としているぐらいだから無闇に食べ物を与えるのも考えものであろう。
この馬の銅像、前から見ると初期アニメ版の星闘士聖也のペガサスの聖衣の台座の顔にそっくりのように思えるのは僕だけか?
まさにブロンズなだけに…(・∀・)ニヤニヤ
お馬さんたちの横には絵馬が並ぶ。
家族の健康を祈ったものから、受験合格祈願、御祭神にあやかって縁結びを願うものまで願掛けは様々。
両親が息子の良縁を切に願った絵馬など、世知辛くて、見知らぬ息子さんに向かって「婚活頑張れ」と叫びたいほどに、胸が締め付けられる。
まぁ、もし自分が息子の側で自分の知らぬところで両親にそんな絵馬を掛けられていたら、死んでも結婚するか
と思うがな…
また、愛知県愛西市にお住まい(実際には末尾まで住所が事細かに記されていた)のIさんは、
「男を磨いて、福○まり△さん(ハーフ)とお付き合いしたい!」
と煩悩まみれの願掛けをしていた。
もはや、神に対する願いなのか神に対する宣誓なのか定かではないが、お相手の女性が(ハーフ)であることは大変重要らしい…( ゚д゚)ポカーン
同姓同名のハーフではない知り合いがいるのかどうかは分からないが、事細かな自分の住所の記載と言い、ハーフの指定といい、神に願掛けしておきながらいまいち神の能力を信じてない節があり笑える。
それにしても、絵馬って野晒しにされた個人情報の固まりのような気がしてならない。
冷やかしを終え、ようやく参拝。
しめ縄が根太で馬鹿でかい。
どんだけ納豆をつくるつもりなんだ(´ρ`)ぽか~ん?

並んでいると、陽気ないい歳したおっさんが、遠くからお賽銭を投げたことを警備のおっさんに危ないからダメと怒られていた。
おっさんは照れ笑いを浮かべていたが、隣の奥さんが見つめる目は思いの外優しくない。
参拝する元?サルトリアンの知人の姿を見て、神頼みではなくやはり自分のサイコロは自分で振るべきだろうと思い、参拝を取りやめる。
「今はまだ、何でもかんでも神頼みする心の弱い大人になんかなりたくない」と尾崎豊風に心の中で呟いてみる。
思えば、この行為が神をも恐れぬ行為だったのか?
参拝を終えた後、宝物庫を見学する。
少しばかりミリオタな知人は、刀剣や銃に興味津々のようであった。
僕としては、「天下無双の大廈・国中第一の霊神」と称えられた古代の御本殿の復元図に興味を引かれる。
現在のものより全然格好いいではないか!?
奈良の東大寺大仏殿(約45㍍)より大きかったそうだ。
古代に一体どうやってこんな馬鹿でかいものを作ったのだろう?
オーパーツな臭いがしで断然興奮する。
上部の社本体が巨大ロボのコクピットで、階段はそこまでの通路、内部に入り光彩を認識した後起動し、周囲の光学迷彩で隠されていた部分が出現するに違いないモヒャ━━((゜Д゜Uu))━━!!!!!!
恐るべし高天原の科学力!!
「エヴァから入ってクラシック」がありなら、「巨大ロボから入って神道」もありですよね!?
他にも応用は効きそうだ。
樹なつみ「八雲立つ」 → 出雲
永井豪「凄の王」 → 出雲
萩野真「孔雀王」 → 出雲
宝物庫を鑑賞した後お神籤を引く。
小雨降る中引いた御神籤は、ぐうの音も出ないほどの惨憺たる御神籤だった。
「衰運の年、何をやってもダメ、八方ふさがり、耐えて小さなことからこつこつと 死なぬ程度に生かしてやる」
的なことが書かれている。
まさに、今は「耐え難きを耐え忍び難きを忍び」的な玉音放送かと疑うようなことが書かれていたが、四半世紀以上生きてきてこんなに酷い御神籤は初めてだ。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
衰運も何も、この御神籤から衰運は始まったのではないか?
「病重くも治る」って、一度は重病にかかるのですか?……それとも僕の中2病のことを言ってるのですか?……嬉しくない。
対照的に、知人の引いた御神籤は至って良好なことが記されており、自分の引いた御神籤を見せると軽く言葉に困った後に、「そんな気にすることないって」と優しく慰められた。
一瞬友人がドラえもんに出てくる映画版ジャイアン以上に頼もしくなんだかいい人に見えたが、しかし、今はその優しさが重く僕の肩にのし掛かり辛い。
知人曰く、僕自身で思ってた以上に、僕は凹んでる様子だったそうだ。
心の弱い大人にはなりたくないと高らかに叫んだものの、数刻もせず僕の心は思いの外もろく弱い大人のものであったことが判明し、絶望した_ノフ○ グッタリ
その後、縁結びのはずがとっても縁起の悪い不吉な御神籤を木に結びつけていると、小雨が大雨に変わった。
既に木々は結ばれた御神籤で一杯でなかなか結びつける場所がない。
なんとか隙間を見つけて結びつけていると、竹で指を挟み血が出てきた。
更に、御神籤にその血が付き雨で滲み、益々不吉な御神籤になってしまった(;´Д⊂
そうこうするうちに雨がどんどん強くなり、僕たちは傘を持って無かったので、遺恨を胸に抱えたまま観光を切り上げることにした。
この雨は、僕の涙雨か?不届き者への神の御業か?
後者だとしたら、不安をたたみ掛ける悪徳商法に相違ない。
……絶望したil||li _| ̄|○ il||li
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