偶蹄目イノシシ科豚流行性感冒
液晶パネルの向こう側ではメキシコ発の豚インフルエンザの話題で持ちきり。
チャンネルを変えても同様の話題で、パンデミック以前に集団パニックのような……
その昔、インフルエンザについて、感染すれば香港型は香港人に、ソ連型はソ連人に変身すると滑稽なデマをおば(よくこの手のしょうもない法螺話をこの兄妹からは吹き込まれたが、実は一番この手の話にびびって居たりする。この人は将軍様のミサイル問題の時にも上空を飛んでいたセスナの轟音をミサイルと勘違いして隠れようとしていた)に教えられたが、豚インフルエンザは豚に、鳥インフルエンザでは鳥になるのだろうか?
子供ながらにカフカのようなシュールな設定だと思いつつも、朝起きて広東語やロシア語しか話せなくなり家族から捨てられたら困るなどと妄想したりしていたが、いっそ豚や鳥にならなってみたい気もするしその方が地球も綺麗になるなんてギレン的思考は…。
しかし、子供の頃の妄想では何故か首から上にのみ発症(つまり首から下は日本人体型で顔だけ濃い外人という不気味な症状)していたから、豚インフルエンザでは顔のみ豚になるわけで『ザ・フライ』もびっくりな豚男(ブタオ)が生まれ………新種誕生、とっても見てみたい。
どうせ豚男になるならイベリコ豚男やアグー豚男、金華豚男になりたく、当然感染者は軒並みブー太郎言葉(「~だブー
」)になることだろう。
また倫理的観点から見て豚優生保護法が施行され、人々は古くは紀元前4000年頃のメソポタミア文明以来歩みを共にしてきた豚様への畏怖と崇高な感情を取り戻すのだ!
豚男は綺麗好きだし好感度も高く、いずれ草食系男子は豚男系男子にとって代わることだろう。
まぁ綺麗好きが高じてストレスから尾囓り豚男やヤサグレ豚男も現れるかもしれないが、自殺を図る豚の話は聞いたことがないだけに自殺率とかは下がりそうだ…
唯一残念なことは、結果、豚骨風味の食べ物が世界から消えることで……。
と、不謹慎かつ馬鹿馬鹿しい妄想はこの程度にして、この感染の猛威はどの程度まで拡がるのだろうか?
アメリカなどは国民健康保険制度(不幸なことにこの制度を謳った候補者は敗れ)がなく、無保険者も多く、薬も買えず医者にもかかれない人もいるわけで政府はどう対処するのだろうか?
それにメキシコのみ他国に比べて死亡率が高いのは何故なんだろう?
もしそれが経済的に医者にかかれないといった富の差がもたらした結果だとしたらなんとも悲しい話だ。
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