2008.10.06

『聖☆おにいさん』 パンチとロン毛 

盗んだ木魚を打ち鳴らし
夜中に祇園精舎の窓を割って回る( ゚д゚)、ペッ
とにかくもう王宮や邸宅には帰りたくない・・・_| ̄|○
今夜出家の計画を立てる…
29の夜ぅ~note

というわけで、なんだか『卒業』も混ざっている気がするが、中村光『聖☆おにいさん』をお買い上げ。
「天上天下、唯我独尊」と叫びし目覚めた人・ブッダと「右の頬を打たれれば左の頬を差し出す」神の子・イエスが現代に降り立ち東京立川の貧乏アパートでシェアリング生活を始め、なんやかんやで下界生活を満喫するというお話。
ほのぼのとした中にもキラリと光る馬鹿馬鹿しさがあるが、やっぱりここは神々しいと言わせていただきたい!
とまぁ、神々しいんだか下世話なんだかはっきり言えないが、電子の海に神が続出しているように、詰まるところ神は死せずなのである!!
勿論、ドストエフスキーにはご愁傷様であるが、神の子が再臨したところで「大審問官問題」(@『カラマーゾフの兄弟』)なんてことは起こりはしなかった(笑)

う~ん、「人はパンのみに生きるにあらずtyphoon」。

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2008.10.02

この物語はフィクションです。

5月22日の日記にて、

★「以下の作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには、一切関係がありません。しかし、私が実生活で知っている人々もほとんど架空なので、この断り書きには大した意味はありません」

と記したが、上記に対するベンサム的補足にして補完。

「われわれの精神のなかに生じる何事についても、フィクションというやり方以外では、語ることはできないし、考えることも覚束ない」
       (Bentham,“A Fragment on Ontology,”p.199 )

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2008.10.01

Twins

映画を見るとき
・その1 創造者への儚い信頼
どうしようもなく道を外れてしまった映画であろうとも、いや寧ろそのような映画においてこそ・・・!?
誰が、わざわざつまらないモノを作ろうとするだろうか?
途方もない手間暇と予算をかけて?
場合によってはその後の自信のクリエイティブな人生がかかっているというのに!
ゴミ箱に捨てるために料理人が料理を作らないように・・・
どこか救出可能な箇所(例えば音楽・衣装・構成・カメラワークetc)があるはずだ・・・
制作者の意図はなんだ?

・その2 趣味判断
その網の目に引っかからなければ、それは凡庸で陳腐なのだ!という傲慢な態度

・その3 おせっかい
この作品は何なのか?
秀逸であれば秀逸であるが所以を!或いは、どこかで関節が外れているのであれば、それは何処なのか?を探す。
探すついでに作品の中に潜む諸々の痕跡を探す。
また、それらに際したなら、自分であればどう手を加えるか?

といった見方をする。
勿論、外れてしまった道から戻るすべが解らずに、睡眠を貪ることも多々あるが・・・
大概の場合、どのような映画を見ても何かしらの発見があるものなのだが・・・・発見したところで解らないことも多々あったりする。

そんなわけで、オカルト映画に双子がつきものなのはなんでだろう?

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2008.09.23

変ゼミ 道程編

前回の続き…

『変ゼミ』を買うべきか否か…・・・
その行為を選択することにおいて―ちなみに、僕は連載誌の方は読んでないので中身は知らない。が、問題は帯のコピーにあるわけで、決断の気休めにはなっても中身は大して問題にならないのである―今僕は何かを試されている!
ここで引き下がってはおたく(?)としての沽券に関わる気がする。
この程度のことで引き下がったことが知られれば、きっとおた~くな知人からはいい笑いものにされるだろう。
普段なら迷うぐらいなら買っちゃえ~と思うが、今回ばかりは買うことによって何か大切なものを失ってしまう気がしないこともない。
たとえば、世間的な人としての尊厳とか……無論ハイデゲリアンならば頽落した世人として生きるのではなく本来的な自己へと決断をすべきなのであろうが、以後変態という十字架を背負って生きていくことには些かの躊躇いがあるわけで・・・・・・本来的自己と言えば聞こえは良い(?)が世間的には世捨て人なわけで…(・A・)イクナイ

そう……小心者にして自意識過剰気味な僕にとっては変態という十字架は余りにも偉大にして崇高すぎるのだ。
加えて、中身は大して問題にならないとは言ったものの、その内容を知ることもなく変態という称号を賭して決断するのは、勇気ではなく無謀という気がしないでもない。
そう、まるで某カルト教団の合同結婚式のようなものだtyphoon

ああ、それにしても憎きは、親切にして不親切な帯のコピーである。
 「決断して『変ゼミ』をレジに持って行ったとしよう。コミックの裏面の帯にはでかでかと「I heart01 H」とある。バーコードは裏表紙にあるのだから、支払う際それらの文字もやはり女性店員の目に留まることだろう。察するまでもなく、裏帯の「I heart01 H」「H」には性行為変態という二つの意味がかけられていることが解るだろう。ということは、僕自身は決して変態ではなく変態行為について書かれた作品に興味があるだけにもかかわらず、その女性店員から僕は変態一派として認識される可能性が大いにあるわけだ……(;´д`)トホホ…
 「そして店員内ではあの客は無類の変態であるという認識が知らずの内に蔓延し、以後この書店を利用する度に白い目で見られ、家族諸共後ろ指を指され、嘲笑されることになるかもしれない。老いた祖母が顔を隠しコソコソとスーパーで買い物をする姿は何とも忍びないcrying
 「別にポルノグラフィックな雑誌を買うわけでもないのに、三十路まっしぐらのいい大人であるにもかかわらず変態呼ばわり……別に盛りのついた中学生のように「少年勃ちや易く乳揉み難し」なんて叫んでいるわけでも妹を自分の膝の上に座らせて後ろから腰に手を回しその肩に頭を垂れて「もう少しこのままでいい……?」なんて呟く妹大好きの変態兄でもないのに、何をするにしても行為の原因は変態だからgawkという色眼鏡で見られるようになり、いつしか周りからは変態行為を期待されるようになる始末…もはやそんなことになれば期待に応えたくなるのが人情なわけで、荊の如き変態道を邁進するしかなくなってしまうではないか!?そして、人の噂も75日とは言っても、その間に尾ひれがついて知らぬ間に各種メディアから「あなたの街の変態さん」として取り上げられてしまうかもしれないのである……(〃゚д゚;A A゚Å゚;)ゝ ゚+:.
 「ああ恐ろしい……あの時『変ゼミ』さえ買わなければ……あの時出来心で『変ゼミ』を買ってしまったばっかりに……『変ゼミ」…恐ろしい子……(;´Д`A ```

 そんなこんなで『変ゼミ』を買うべきか否か…・・・前回から上記のことを妄想すること数十秒……僕は今、人生の岐路に立っているような気がする。
 

僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る

 確かに進むべき道は妄想がかって見えやしないが、後ろに出来る道は「ときめき☆変態ロード」と名付けられる気がする。

P9210689 詩は、 

  
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちにさせた広大な父よ
僕から目を離さないで守ることをせよ
常に父の気魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため

 

と続くわけだが、間違いなく父には見られたくない状況であるし見られたところで父が心で泣いている姿は想像に難くない。
それに、こんな引用をされては高村光太郎も怒っているに違いないく・・・gawk

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2008.09.22

変ゼミ 遭遇編

P8110377_2 秋晴れ、散歩がてら近隣の書店に行く。
特に目的もなく店内を闊歩。
女性ファッション誌の中吊り広告的な記事(つまり、「セックスでキレイになるってホント?」「これってノーマル?アブノーマル?彼氏のお願いどこまでOK?」といった脳が融解しそうな内容の記事たちである。セクシャルな記事が多いと思われるのは決して偏見ではなく、「享楽せよ!」という時代の至上命令の現前に他ならない、と断言するのは無理だろうか?)をチェックした後、コミックのコーナーに立ち寄る。
集めているものの新刊が多々出ているように思われるが、既刊部分をどこまで収集しているのか分からない。
同じものを2冊買うのは馬鹿(保存用・観賞用・布教用といった意図も経済的余裕も僕には無い)なので、今度書店に行くまでに確認しておこうと思うのだが、次に新刊の前に立つときも状態は一緒だろう、現にこの前もそのまた前もそうだった。
よって、昔の情婦との間に秋風が立つというわけではないが、僕に残された手札は新たな出会いを求めるということになる。

そんなわけでジャケ買いすべく、陳列された棚の前を目を皿にして回る。
と、目を奪われると共に、目を疑い、目を覆いたくなる帯コピーが書かれたジャケットを発見してしまった。
そこには、某有名ラノベ作家が寄せた次のような言葉が書かれていた。

○△□×、戦慄!
「馬鹿な…変態しかいない…!」

そして裏表紙には、

I heart01 H

類似漫画一切ナシのアブノーマルコメディ。
単行本は安全な場所、例えば自宅で読むことがオススメ!

とあった。
ほ~、中々に挑発的にして刺激的なコピーではないか!?
しかも随分ご丁寧なことに使用方法まで示唆してくれている!
もはや僕が今購入すべきコミックは決まったようなものだ。
しかし、よくよく考えるまでもなくこの帯のコピーは親切なようでいて全く親切ではない
何故ならば、帯に書かれているような安息の地にこのコミックを至らせるには、万引きでもしない限りレジを通らなければならないからだ。
そしてこの帯のコピーさえなければそれは容易であり、むしろこの帯に並ぶ刺激的な言葉の数々がそれを困難にしているのである(少なくともオタな絵ではあるが変態か否かまでは分からない筈だ)。
編集者の底意地の悪さを感じるのは気のせいか……(# ゚Д゚)?

僕は既にこのコミックが気になって仕方なくなっている、然るに、他の作品を選ぶという選択肢はない。
リスクからして当然前者の選択はなく、この(帯の文句通りだとすれば)危険物を持ってレジを通るしかないのだ。
が、運悪く女性店員がレジを担当していることがよりこの行為のハードルを高くしている。
残念ながら何かしらのコモンセンスが働きそうな腐女子属性は彼女には無さそうである。
これは漫画の神が与えし試練なのか……(;;;´Д`)ゝ
(もし神が変態で成らした手塚なら辻馬が合うかもしれないtyphoon)

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